プロファイル移行手順

ワークグループで使用していたPCをドメインに参入させる時、今までの環境を引き継ぐ必要のある時に、プロファイルの移行を行います。
WindowsXP Proの場合を例に取って説明します。
※Windows7 移行はプロファイルの移行ができなくなりました。

前準備

すべてのファイルとフォルダを表示する設定に変更する。

[マイコンピュータ]を開き、[ツール]-[フォルダオプション]を選択し、[表示]タブをクリックします。
「ファイルとフォルダの表示」-「すべてのファイルとフォルダを表示する。」を選択し[OK]ボタンをクリックします。

現在のユーザー名を確認する。

●Administratorの場合

新規に管理者権限ユーザーを作成する。

[マイコンピューター]を右クリックし[管理]を選択。
左のウインドウ内[ローカルユーザーとグループ]をクリック。
右ウインドウ内[ユーザー]を右クリックし[新しいユーザー]を選択。
「ユーザー名」と「パスワード」、「パスワード確認」を入力。
「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」のチェックを外し[作成]をクリック。
[閉じる]をクリックし、「新しいユーザー」ウインドウを閉じる。

右ウインドウ内[ユーザー]フォルダをダブルクリックで開き、新規作成したユーザーを右クリックし[プロパティ]を選択。
[所属するグループ]を選択し[追加]をクリック。
[詳細設定]をクリックし、[今すぐ検索]をクリック。
グループの一覧が下に表示されますので、その中から「Administrators」を選択し[OK]をクリック。
「グループの選択」ウインドウに戻りますので、[OK]をクリックし閉じます。
ユーザーのプロパティウインドウに戻りますので、[OK]をクリックし閉じます。
「コンピュータの管理」ウインドウを閉じます。

●Administrator以外の場合

現在使用中のユーザーを確認

一度Windowsからログオフし、ログオンしているユーザー名を確認する。

メールの保存場所確認、アカウントのエクスポート、アドレス帳のエクスポート(念の為)
(Outlook Expressの場合)

メールのアカウントはプロファイルの移行で移りますが、パスワードは再設定が必要な為エクスポートしておきます。
※メッセージは後でインポートできますので、元の保存場所を確認しておきます。規定値以外の保存場所になっている場合は メッセージもそのまま移行するようです。

●保存場所の確認

Outlook Expressを起動し、[ツール]-[オプション]-[メンテナンス]-[保存フォルダ]ボタンクリック。
保存場所が表示されたら、そのパスをコピーしてどこかに保存しておく。
※ファイルパスが結構長いので、しっかりと最初から最後まで選択してコピーする事。

●アカウントのエクスポート

Outlook Expressを起動し、[ツール]-[アカウント]-[メール]タブをクリック。
アカウント一覧からアカウントを選択し[エクスポート]をクリックし、適当な場所に保存する。
アカウントが複数ある場合は全てエクスポートします。

 ●アドレス帳のエクスポート

Outlook Expressを起動し、[アドレス]アイコンをクリックしアドレス帳を起動。
[ファイル]-[エクスポート]-[アドレス帳]を選択。
適当な場所に適当なファイル名を付けて保存。

ドメインユーザーのプロファイル作成。

ドメインユーザーでログオンした時に、新規にプロファイルが作成される。

●作成されたプロファイルのフォルダ名を確認しておく。

「C:\Documents and Settings」フォルダ内、ドメインユーザーと同じのユーザー名のフォルダです。
但し、今まで使用していたユーザー名とドメインユーザー名が同じだった場合は <ユーザー名>.<ドメイン名>になります。
例)「user.domain」 と言った名称のフォルダになります。

●元のプロファイル容量が極端に多い場合

プロファイル容量が極端に多いとプロファイルのコピー時間が相当かかります。場合によっては2時間以上かかる場合もでてきます。
原因としては、「マイドキュメント」や「デスクトップ」に大量のデータが保存してある場合です。
こういったケースの場合、あらかじめデータを別の場所に移動しておくと作業時間が極端に短くなります。コピーではなく移動ですので間違いのないようにしてください。
コピーでは何時間もかかる作業が、10数秒で済みます。(同一ドライブの場合)
プロファイル移行後データを新規プロファイルの規定の場所に移動します。

プロファイル移行作業手順

Windowsからログオフするか、パソコンを再起動して下さい。
(再起動しないと下記手順ができない場合があります。)

●今まで使用していたユーザーと違う管理者権限のユーザーで起動します。

今まで使用していたユーザーが「Administrator」の場合、前準備で作成した管理者権限のユーザーで、ローカルにログオン
します。
「Administrator」以外のユーザーを使用していた場合は、「Administrator」でローカルにログオンします。
(ログオン先でローカルコンピューターの名前を選択。)

●ユーザープロファイルの画面を出します。

[マイコンピューター]右クリックし[プロパティ]選択し「システムのプロパティ」を表示。
[詳細設定]タブ-「ユーザープロファイル」欄の[設定]ボタンをクリック。

●プロファイルのコピー

コピー元のプロファイルを選択し[コピー先]ボタンをクリック
※コピー元のプロファイルは今まで使用していたユーザー名になります。「<コンピュータ名>\<ユーザー名>」

プロファイルのコピー先にドメインユーザーで使用するプロファイルのフォルダを指定する。
※「C:\Documents and Settings」内、ドメインユーザーと同じのユーザー名のフォルダです。 但し、今まで使用していた
ユーザー名とドメインユーザー名が同じだった場合は<ユーザー名>.<ドメイン名> 例)”user.domain” と言った名称の
フォルダになります。

使用を許可するユーザー/グループ”の[変更]ボタンをクリックし、使用するドメインユーザーを指定する。

<指定方法>

「場所」が使用するドメイン名になっている事を確認する。
※下記作業中にドメインの認証画面が何度か表示されますので、アクセス権のあるドメインユーザー名とパスワードを入力し
てください。

使用するドメイン名になっていない場合は[場所]ボタンをクリックし、使用するドメイン名を選択する。
[詳細設定]ボタンクリックし、「名前」に使用するユーザー名を入力し[今すぐ検索]をクリックする。

下のウインドウにドメインユーザーが表示されるので、選択し[OK]ボタンをクリック。

元のウインドウに戻りますので[OK]をクリック。

「コピー先」ウインドウに戻りますので、[OK]ボタンをクリックし、プロファイルのコピーを実行します。

プロファイル移行後の処理

ドメインユーザーでドメインにログオンする。

すべてのファイルとフォルダを表示する設定に変更する。

[マイコンピュータ]-[ツール]-[フォルダオプション]-[表示]
「ファイルとフォルダの表示」-「すべてのファイルとフォルダを表示する。」を選択し[OK]ボタンをクリック

メール(Outlook Express 6)の移行作業

●メッセージのインポート

Outlook Expressを起動し、[ファイル]-[インポート]-[メッセージ]を選択。
インポート元の電子メールプログラム(Outlook Express 6)を選択し[次へ]をクリック。
「OutlookExpress 6 ストアディレクトリからメールをインポートする」を選択し、[OK]をクリック。
「メッセージの場所」で[参照]をクリックし、今まで使用していたメールの保存場所を選択し[次へ]をクリック。
※前準備で保存場所のパスをコピーしていますので、そのパスの通りの場所を指定します。保存場所を規定値のままの場合、
保存場所がわかりにくい場所にありますので十分注意して作業してください。
「すべてのフォルダ」を選択し[次へ]をクリック。
インポートが実行されます。

●アカウントのインポート

Outlook Expressを起動し、[ツール]-[アカウントを選択し[メール]タブをクリック。
[インポート]をクリックし、前準備でエクスポートしたアカウントのファイルを選択し[開く]をクリックしインポートします。
「インターネットアカウント」ウインドウを閉じます。

●アドレス帳のインポート

アドレス帳は自動的に移行されているはずですが、正常に移行されていない場合はインポート作業を行います。

Outlook Expressを起動し、ツールバー[アドレス]をクリック。
アドレス帳が起動します。
[ファイル]-[インポート]-[アドレス帳]を選択。
前準備でエクスポートしたアドレス帳ファイルを選択し[開く]をクリックし、アドレス帳をインポートします。
アドレス帳を閉じます。

※Outlook Expressの規定の保存フォルダは、「C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Application Data\Identities\{<数字とアルファベットの長い文字列>}\Microsoft\Outlook Express」です。「Identities」フォルダ下のフォルダは複数存在する場合があります。その場合は中のファイルの日付を見て一番新しい日付の物が、現在使用されている物です。

すべて作業が終わったら、[フォルダオプション]の設定を元に戻しておく。

[マイコンピュータ]-[ツール]-[フォルダオプション]-[表示]
「ファイルとフォルダの表示」-「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」を選択し[OK]ボタンをクリック

その他

すべて手作業でコピーする方法もありますが、その場合、プロファイル内の「NTUSER.DAT.LOG」と「NTUSER.DAT」はコピーしないようにします。どうやらこのファイルでユーザー情報を覚えているようです。 [システムのプロパティ]からユーザープロファイルをコピーする時に使用するユーザーを指定するとこのファイルがそのユーザー用に設定されるのだと思います。
注意)手動コピーした場合は、「アドレス帳」など引き継がれないものがあります。

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