■ESXi5.0サーバー ハードウェア構成1
[M-ATX デスクトップ]
ケース:SilverStone SST-GD06B
電源:Antec EA-500-GREEN (500W)
M/B:Intel DQ67OWB3
CPU:Intel Core i7 2600 3.4GHz
メモリ:Corsair CMX16GX3M4A1333C9(PC3-1333 4GBx4枚)
RAIDカード:Adaptec ASR-6405E
HDD:HITACHI 0S03191 (S-ATA3 2TB) x 2
LAN:Intel Gigabit CT Desktop Adapter
シリアル:IDC-BB (マザーボードシリアル端子から引き出し用)
5インチベイケース:AINEX BB-02BK(小物ケース)
LEDケーブル:AINEX LED-03MB x 4本
マザーUSBケーブル:AINEX USB-008B
USBメモリ:Sony 4GB

■ESXi5.0サーバー ハードウェア構成2
[mini-ITX]
ケース:JMAX JX-FX500B
M/B:Intel DQ67EPB3
CPU:Intel Core i7 2600 3.4GHz
メモリ:UMAX Cetus DCDDR3-16GB-133(PC3-1333 8GBx2枚)
HDD:HITACHI 0S03191 (S-ATA3 2TB) x 1
LAN:Intel Gigabit CT Desktop Adapter
USBメモリ:Sony 2GB

■組み立て
まず、mini-ITX のマシンを組み立てをしました。
問題なく組み立てが完了し、メモリだけ不安だったので、memtest86+にてチェック。
テストをパスしました。
※8GBメモリで正式対応しているメモリがなかったので、安いメモリを選択しました。

次に、M-ATXの方を組み立てを開始しましたが、これが大変でした。
まず、ケースの選択ミスに気付きました。というのは、
このケースはホットスワップ対応のHDDベイが2個あるのですが、ここにHDDを入れてしまうとRAIDコントローラと接続できない事に気付いたのです。
HDDベイの裏側に直付けでS-ATAケーブルが取付てある為、RAIDコントローラに接続できないのです。
ASR-6405Eはカード側の端子が専用端子になっていてそこから4個のS-ATAケーブルがでている形状になっています。
しかたないので、3.5インチHDDが取付可能な別の場所に2個取付しました。
その為、ケース内はケーブル類で満杯状態になってしまいました。
このマシンはインターネットサーバー用途して24時間稼働させる予定なので多少不安がありますが、
既存のESXi5.0マシンにバックアップ仮想マシンを稼働させているので、いざという時はそちらで動作させたらいいと割り切りました。

このマシンの組み立てには苦労しました。基本構成にて最初に起動テストをした時には正常起動したのですが、
全て組み立て、起動テストをしたところ起動しませんでした。

しかたないので、また基本構成に戻して起動テストしましたが、それでも起動不能でした。
正確には、パワースイッチをOnにすると一瞬CPUファンが回り、一瞬パワーランプが点灯しますが、直ぐに停止消灯してしまいます。

メモリを取り外し、も一度さしたり、CPUファンを取り外し、取付直してテストしても同じ症状。違う電源にてテストしても同じ症状でした。
これは、マザーかCPUが壊れていると判断し、同一型番のマザーを取り寄せ、取り替えたところ正常起動しました。

Intelマザーは今まで幾度となく組み立てしましたが、こんな初期不良にあたったのは初めてでした。

■M-ATXデスクトップのESXi5.0マシンの構成補足
RAIDのHDD-LEDを点灯させる為に、LEDケーブルを4本用意し、RAIDコントローラから、5インチベイ小物ケースに配線しました。
小物ケースにはLEDケーブルが通せるように後ろ側に穴をあけて、前面にも穴をあけて、LEDを差し込みました。
また、USBケーブルもマザーから小物ケース内部に引き込みしました。
どちらにしてもこのケースでは、前面のカバーがあるので、ふたをしているとLEDは見えないのですが…。
たまにチェックできればいいという程度で取付ました。
UPS連動できるようにシリアルアダプタケーブルをマザーから引き出し、拡張スロットに取付しました。
※ESXi5.0になってから、仮想マシンから物理シリアルが利用できるようになったので。

■ASR-6405EがDQ67EPのPCIe x16 Gen2 ポートで動作するかテスト
現在、既存ESXi5.0サーバーはIntel DQ45CB に Adaptec ASR-2405 を PCIe x16 のスロットに差して動作しているので、
この構成でも動作すると思っていたのですが、結果はダメでした。

起動時にRAID BIOS が表示されますが、途中で停止します。マザーのBIOS設定を確認したところ、正常認識していないようでした。
DQ67OWB3のPCIe x4 スロットに差すと正常動作します。

■ESXi5.0で82579LMを認識させる方法。
DQ67OWB3もDQ67EPB3も標準NICのチップが、82579LM ですが、標準ではESXi5.0から認識できません。
ネットで調べたところ下記サイトに行きあたり、方法がわかりました。
http://lol.pman.biz/archives/category/esxi

ただ、既に稼働中のESXi5.0にインストールする方法がわからなかった為、DQ67EPB3の方だけこの方法で作成したUSBメモリから起動するようにしました。

手順はいたって簡単でした。

1.https://www.vmware.com/jp/tryvmware/?p=free-esxi5&lp=default より VMware-VMvisor-Installer-5.0.0-469512.x86_64.iso をダウンロードする。

2.http://hardforum.com/showthread.php?t=1607992&page=4 の最下部あたりの、
http://dl.dropbox.com/u/27246203/E1001E.tgz より、E1001E.tar をダウンロードする。

※表示はE1001E.tgz になっているのに実際のファイルは E1001E.tar でした。

tgz 形式のファイルでないとカスタムisoファイルが作成できないので、圧縮解凍ソフトを使い、一旦解凍し、tgzに再圧縮しました。

3.http://esxi-customizer.v-front.de/ より ESXi-Customizer をダウンロードし解凍する。

4.解凍した、ESXi-Customizer内の ESXi-Customizer.cmd を実行。

5.Select the original VMware ESXi ISO の[Browse]ボタンをクリックし、VMware-VMvisor-Installer-5.0.0-469512.x86_64.iso を選択。
6.Select an OEM.tgz file a vib-file or an offline-Bundle の[Browse]ボタンをクリックし、 E1001E.tgz を選択。
7.Select the working directory(needs to be on a local NTFS-formatted drive) の[Browse]ボタンをクリックし、カスタムISOファイルを作成するローカルフォルダを選択。
8.Create(U)EFI-bootable ISO (ESXi 5.0 only) にチェックを入れる。

9.[RUN]ボタンをクリックし作成を開始。

上記手順で作成された、ESXi-5.0-Custom.iso からブートしUSBメモリにインストールする。

■起動用USBメモリを作成する便利な方法。
VMware Workstation 8.0 を利用する。Playerでも動作するかどうかは不明。

ESXi5.0マシンを作成する場合、光学ドライブを取り付けないケースが多いと思います。
その場合インストールする為にUSB接続の光学ドライブを接続してインストールする方法がありますが、めんどくさいので、
VMware Workstation 8.0 を利用する事にしました。

注意点は起動用USBメモリの作成はできるが、仮想マシンを作成したUSBメモリから起動させる事はできない点です。

当方では、いつもこの方法で作成しています。
動作も問題ないようです。

途中警告メッセージが表示されますが、無視して作成を開始すると作成が完了します。
■変な現象
起動用USBメモリが作成できたので、mini-ITX DQ67EPOW の方で起動させました。
正常起動後、IPドレスを設定し再起動したところ、変更内容が反映されていませんでした。
何度か実行しましたが結果が同じでした。

これは変だなのと思いUSBメモリのプロテクトがかかっていないかチェックしましたが大丈夫でした。
ふと、起動しているUSBポートがUSB3.0ポートである事に気づき、ひょっとしてUSB3.0ポートからの起動だとダメなのかも知れないと思い、
USB2.0ポートに差し直し起動し設定変更したところ、正常に変更が反映されるようになりました。
どうもUSB3.0ポートからの起動では問題があるようです。

■UPS連動について
いままでは、UPS連動はvMA仮想マシンをインストールし、その中にapcupsdをインストールし連動させていましたが、
通常稼働している仮想マシン(CentOS6.2)から連動できないかテストしたところ問題なく動作しましたので、この構成に変更しました。
以前は、UPS連動用に別物理マシンを用意し、UPSとシリアルケーブルで接続し、このマシンにApcupsdをインストールし、vMA仮想マシンのApcupsdを連動させていました。

今回は、直接ESXi5.0の仮想マシン(CentOS6.2)からホストのシリアル端子を経由しUPSと連動する構成にしました。

注意点としては、ホスト側のシャットダウンスクリプトをCentOS6.0仮想マシンから実行できるように設定する事と、
CentOS6.0のシャットダウンがスクリプトを実行した時点でまたされて、正常シャットダウンができないので、
/etc/rc.d/init.d/apcupsd の start) の起動コマンドに「-p」オプションを付加します。
こうする事によって、シャットダウンが開始された時点で、UPSにすぐにシャットダウン信号が返され、
あらかじめUPSに設定されているUPS待機状態になるまでの時間が経過後、UPSが待機状態に入ります。
この時間は、今回は180秒に設定しました。
この時間内に仮想マシン全てがシャットダウンし、ホストがシャットダウンする事を確認しました。

apcaccess status コマンドで現在のUPS設定内容が表示されます。
UPSの設定内容を変更するには、apctest コマンドを実行します。

詳細はESXi3.5の設定内容の記載しているブログを参照してください。

補足)
UPS連動自体は、仮想マシンからのUSB接続でもOKでしたが、UPSの設定変更がUSB接続では実行できませんでした。

■RAIDコントローラのドライバをインストール
ASR-6405Eは標準では認識されないので、AdaptecサイトよりドライバとCIMドライバをダウンロードしインストールする必要があります。

1.http://www.adaptec.es/ja-jp/downloads/vmware/vmware_server/productid=sas-6405e&dn=adaptec+raid+6405e.html より
aacraid_vmware_drivers_1.1.7-28700.tgz をダウンロードします。

2.http://www.adaptec.es/ja-jp/speed/raid/storage_manager/cim_vmware_v7_30_18837_zip.htm より
cim_vmware_v7_30_18837.zip をダウンロードします。

3.ついでにファームウェアもアップデートするので、http://www.adaptec.es/ja-jp/downloads/bios_fw/bios_fw_ver/productid=sas-6405e&dn=adaptec+raid+6405e.html より
6405e_fw_b18668.exe をダウンロードします。

4.ファームウェアをアップデートする為の起動用USBメモリを作成する為に必要なものをダウンロードします。
http://www.sd-dream.com/toolinside/USBFmtTool.html のサイトを参考にしました。

実際の作業はVMware Workstation 8.0 のWindowsXP仮想マシンにて作業を行いました。
FDDイメージファイルが簡単に作成できるので..。

5.ファームウェアのアップデート
・作成した起動用USBメモリに、6405e_fw_b18668.exe を実行し自動解凍されたファイルを保存。
・USBより起動。
・afu.exe を実行しアップデートを開始します。

6.ESXi5.0を起動し、ドライバファイルと、CIMプロバイダーファイルをESXi5.0マシンにアップロードする。
[ドライバファイル]
aacraid_vmware_drivers_1.1.7-28700.tgz を解凍し、「aacraid-esxi5.0-1.1.7.28700.zip」を取出しアップロード。
[CIMプロバイダー]
cim_vmware_v7_30_18837.zip を解凍し、ESXi5.0の「vmware-esx-provider-arcconf.vib」を取出しアップロード。

7.ESXi5.0のドライバ、CIMドライバのインストール
・ESXi5.0を起動し、SSHでShellにログインします。
・コマンドの実行。

–現在のレベルを取得
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# esxcli software acceptance get
PartnerSupported
※CommunitySupportedに変更
# esxcli software acceptance set –level=CommunitySupported
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※レベルを変更しないと「CommunitySupported」に変更しないとインストールできない。

–ドライバのインストール
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# esxcli software vib install -d /vmfs/volumes/datastore3/system/aacraid-esxi5.0-1.1.7.28700.zip
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CIM provider インストール
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#  esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/datastore3/system/vmware-esx-provider-arcconf.vib
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8.ESXi5.0マシンを再起動。